2012年12月1日土曜日

藤原一生先生の講演その6

船の科学博物館での撮影

僕が今その風邪ぎみの原因になったというのは、三日ぐらい前ですね。
 読売新聞が突然来て、東京湾に接岸してある船の科学博物館がありますね。宗谷、そこ行って、写真をとらせてくれという、ありがたい話ですから、10月31日です。
 行ってきました!

 まあ、田無からね、東京湾の地まで、遠かったですね。自動車でいくら読売新聞の旗をパタパタといって、気分いいにしてもね、まあ遠かったですね。はるか彼方ですね。
 このカメラマンが凝っている男でしてね。ほんとに凝りに凝っている男で、2時間近く、風にさらされたんです。甲板のところに立って写真を撮らせてくれとか、いろんなあらゆるところで撮りましたね。
 その時に正直、感じたことは、私がタロウジロウの本を書いたのは昭和37年で、ものすごくその遠いですね。昭和37年っていったら、皆さんが生まれたころじゃないかなって僕は思うんですよね。
 うちの次男坊が生まれたのは昭和30年で、ですから、まあ、今それが30いくつですから、あなた方は生まれたか生まれてないかということでしょうね。
 そのころのその宗谷との出会いタロウ、ジロウとの出会い。それがなぜ今ね、今僕にその宗谷までね引っ張りだされるのか、
 「宗谷」っていうと、タロウ、ジロウの頃の方々ね、まだ生きてますね。その方を連れて行けば良いではないですかね。
 なんで今、そこに作家が必要なのか?そういうことを自分では考えないようにしてます、深くは。すべて天の指令と思っております。

 まあそういうわけで、あの、多少体調は崩しておりますが、これから30分くらいご勘弁して聴いてください。

 え〜、あの人の名前、最初に聴いておけば良かったですね。
 また、ぱあと落っこっちゃったのが気になっていると思うけど、気にしないでね。いいじゃないですかね。みんな落っこちちゃってもね。気にしないでください。
 僕が何か始めようとすると、動くんですね。

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