2013年1月7日月曜日

藤原一生先生の講演その13

本名は藤原一生(ふじわらかずお)とその出生 

とにかく、藤原一生と書いてありますが、本名は一生(かずお)です。
これはオヤジがつけた本当の名前です。
選挙用のためではありません。選挙で、藤原一生なんてね。当選間違えなしの字ですね。

でもオヤジが「生きるも死ぬも一生」って付けた訳ですね。
私が生まれた時に、おぎゃあって言わないで、この子は何分後には死ぬだろうって。看護師さんが、どうせ死ぬならと言って、うんと振って、お尻をものすごく叩いたら、おぎゃ〜ってか細い声を出したって、いう由緒があるそうです。
最初、オヤジが「一生」ってつけたそうです。「生きるも死ぬも一生」
だめなオヤジがまあ最高の表現を使ったですね。
「生きるも死ぬも一生」
それで、生きたものだから、「一生(かずお)」になったんですね。日本人は、長男はだいたい「かずお」です。
ですから、私の本名は「かずお」って言うんですね。
ところが、私が人間の意識を持った時に、人間の意識を持つということは、まず三歳くらいとみて良いでしょうね。

周りは長屋で、一番、東京で最も深川の貧民街の中でも、また一等地、二等地、三等地ってあるんですね。貧民街の中に等地の区分けがあるんですね。軽井沢とかね、ここは山の手線とか、山の手とかね。その中でも一番ひどいどん底の一角に僕は人間の意識を持った訳です。
これは、藤原一生(かずお)という一人の人間の意志によって与えられたものでもなく、作られたものでもない訳ですね。
また、親を恨むこともできない。
なぜそこに神は私をここにおいたのか?
天はそこに私をおいたのか?それも問い詰めることはできない。

人間は自分で這い上がっていくしかない。
神の力とか、世の時に育つ力とか、そういうのは頼ることはできない。

与えられた運命。

それに負けたら、みんなが死んでしまう。
とにかく僕は、ふっと人間の意識を持った時には、
なぜかわからないけど、母親がいない。

今より死にかかった本当に細い腕をしていた妹。かおるって言いましたが、歩くようにやがてなって行く。
その頃から、お酒を飲んでいたオヤジですが、あの酒と、女と、身を崩して貧民街に堕ちた人間と思いますが、いた訳ですね。
あとは長屋のおばちゃんばっかり。

その頃からは、私は、もう生まれた時から、家で食卓、、。

いいですね。

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